生物物理学とはなにか : 未解決問題への挑戦
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生物物理学とはなにか : 未解決問題への挑戦
(シリーズ・ニューバイオフィジックス / 日本生物物理学会シリーズ・ニューバイオフィジックス刊行委員会編, 2-10)
共立出版, 2003.9
- タイトル別名
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生物物理学とはなにか : 未解決問題への挑戦
- タイトル読み
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セイブツ ブツリガク トワ ナニカ : ミカイケツ モンダイ エノ チョウセン
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文献あり
内容説明・目次
内容説明
生命科学における20世紀最大の成果は、遺伝子DNAの発見である。この発見によって、生命の起源、進化、細胞・個体の機能、疾病の機構など、生命の基本的機能・機構の背後に遺伝子とタンパク質という明瞭な物質の働きがあることが明らかになり、今日の分子生物学の隆盛がある。では、すべての遺伝子とコードされるタンパク質の正体がわかればすべての問題は解決するのであろうか?残念ながらそう簡単ではない。必要な分子や細胞をどのような環境に、どの程度、どのタイミングで、どのように配置すればよいのかが謎なのである。本巻の主旨は、生物物理学の現在の達成点を位置づけ、先のゴールに近づくために近未来に何をなすべきかを一線の研究者にできるだけ素直に吐露してもらおうということである。
目次
- 第1章 生物物理がめざすもの(生物物理学は何をめざすか—生物機械論と生物らしさ;基本高分子:タンパク質;基本高分子:核酸・ゲノム・遺伝子 ほか)
- 第2章 生物物理学を支えるもの(日本の生物物理学の歴史と展望;世界の生物物理学;生物物理学の研究体制 ほか)
- 第3章 生物物理学と私(生物物理とはなにか?—個人の研究史(べん毛モーターに生きる);生物物理とわたし—生物物理の極意は面白さ;生物物理学の「追っかけ」の一人として—生物物理は異星人の集まり ほか)
「BOOKデータベース」 より