書誌事項

教育と政治 : 戦後教育史を読みなおす

森田尚人, 森田伸子, 今井康雄編著

勁草書房, 2003.9

タイトル読み

キョウイク ト セイジ : センゴ キョウイクシ オ ヨミナオス

大学図書館所蔵 件 / 248

この図書・雑誌をさがす

注記

内容: 序(森田尚人), 第I部: 排除される政治・持続する政治(第1章「戦後日本の知識人と平和をめぐる教育政治」-第3章「戦後教育における教師の権力性批判の系譜」), 第II部: 「よき教育」の政治学(第4章「戦後保育・幼児教育政策の歩みを見なおす」-第6章「戦後大学の「教育」化」), 第III部: 深層の政治(第7章「メディアとしての「国語」」-第9章「ポップ感覚から浮遊感覚へ」), あとがき(今井康雄), 執筆者紹介

文献: 章末

収録内容

  • 戦後日本の知識人と平和をめぐる教育政治 : 「戦後教育学」の成立と日教組運動 / 森田尚人著
  • 戦後日本における少女という主体 : 『ひまわり』(一九四七-一九五二)の政治世界をめぐって / 森田伸子著
  • 戦後教育における教師の権力性批判の系譜 / 小玉重夫著
  • 戦後保育・幼児教育政策の歩みを見なおす : 幼保二元行政システムのもたらしたもの / 鳥光美緒子著
  • 楽しい授業・学校論の系譜 : 子ども中心主義的教育理念のアイロニー / 松下良平著
  • 戦後大学の「教育」化 : 遅れてやってきた近代化 / 松浦良充著
  • メディアとしての「国語」 : 西尾・時枝論争を読みなおす / 今井康雄著
  • 記憶空間の戦後と教育 : 広島平和記念公園について / 山名淳著
  • ポップ感覚から浮遊感覚へ : システムに響く不協和音 / 田中智志著

内容説明・目次

内容説明

保革対立の二元的図式を超えて、教育政策—幼児から大学までから教育実践—授業論、教師論、国語教育論、雑誌文化・平和モニュメントに至る多層の歴史的現実をヘゲモニーの枠組で捉えなおす。

目次

  • 第1部 排除される政治・持続する政治(戦後日本の知識人と平和をめぐる教育政治—「戦後教育学」の成立と日教組運動;戦後日本における少女という主体—『ひまわり』(一九四七—一九五二)の政治世界をめぐって;戦後教育における教師の権力性批判の系譜)
  • 第2部 「よき教育」の政治学(戦後保育・幼児教育政策の歩みを見なおす—幼保二元行政システムのもたらしたもの;楽しい授業・学校論の系譜学—子ども中心主義的教育理念のアイロニー;戦後大学の「教育」化—遅れてやってきた近代化)
  • 第3部 深層の政治(メディアとしての「国語」—西尾・時枝論争を読みなおす;記憶空間の戦後と教育—広島平和記念公園について;ポップ感覚から浮遊感覚へ—システムに響く不協和音)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ