日露戦争 : もうひとつの「物語」
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書誌事項
日露戦争 : もうひとつの「物語」
(新潮新書, 049)
新潮社, 2004.1
- タイトル別名
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日露戦争 : もうひとつの物語
- タイトル読み
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ニチロ センソウ : モウ ヒトツ ノ モノガタリ
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注記
主要参考文献: p206-207
日露関係年表: p208-211
内容説明・目次
内容説明
開国から五十年後の一九〇四(明治三十七)年、近代化の節目に起きた日露戦争は、国家のイメージ戦略が重んじられ、報道が世論形成に大きな役割を果たした、きわめて現代的な戦争だった。政府は「正しい」戦争の宣伝に腐心し、新聞は開戦を煽った。国民は美談に涙し、戦争小説に熱狂した。大国ロシアとの戦争に、国家と国民は何を見て、何を考え、どう行動したのか?さまざまな「物語」を通して、日露戦争をとらえ直す。
目次
- 第1章 誰が戦争を望んだのか
- 第2章 「正しい」戦争と情報戦略
- 第3章 戦場の表現者たち
- 第4章 「露探」疑惑と戦争小説
- 第5章 架空戦記と大陸への論理
- 第6章 反戦・厭戦運動と旅順戦役
- 第7章 終戦、そして次の戦争へ
「BOOKデータベース」 より