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ローマ教皇とナチス

大澤武男著

(文春新書, 364)

文藝春秋, 2004.2

タイトル読み

ローマ キョウコウ ト ナチス

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注記

参考文献: p184-187

内容説明・目次

内容説明

地上におけるキリストの代理者、使徒の頭ペトロの後継者として、全世界のカトリック教徒から崇敬を集めるローマ教皇。だが第二次世界大戦中、モラルの体現者ともいうべき教皇は、人類史上未曾有の犯罪であるナチスのユダヤ人虐殺を知りながら止めようとはしなかった。当時の教皇ピウス十二世—エウジェニオ・パチェリは、なぜ“沈黙”してしまったのか。その理由を、彼の人生だけでなく、ヨーロッパ文化の基層にまで遡って探る。

目次

  • 第1章 生い立ちの記
  • 第2章 ドイツ時代
  • 第3章 ファシズムの陰で
  • 第4章 教皇登位と第二次世界大戦の勃発
  • 第5章 沈黙する教皇
  • 終章 「沈黙」をめぐる論争

「BOOKデータベース」 より

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