多文化間カウンセリングの物語 (ナラティヴ)
著者
書誌事項
多文化間カウンセリングの物語 (ナラティヴ)
東京大学出版会, 2004.3
- タイトル別名
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Multicultural encounters : case narratives from a counseling practice
多文化間カウンセリングの物語
- タイトル読み
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タブンカカン カウンセリング ノ ナラティヴ
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注記
文献: 巻末pv-xii
内容説明・目次
内容説明
エスニシティだけでなく、世代、ジェンダー、宗教、出自などのあいだで、文化がこころを内から引き裂くことがある。“私という物語”がこわれ、立ちつくす人たち—カウンセリングの場面で、新しく生きるための物語をつむぎ直すことは、どのように可能か。ナラティヴ・セラピーのモノグラフである本書は、同時に、自己の語りを恢復しようとする人とカウンセラーとが、ともに悩みともに歩んでゆく、詩的な物語でもある。
目次
- 1 歌を忘れた少年(アメラジアン同士—第一印象;歌を忘れた少年—喜びの喪失 ほか)
- 2 神と神話の癒し(自分自身の偏見に立ち向かうこと;悲しみのパン—希望をもつこと ほか)
- 3 眠りから覚めた「出自」(純血、混血、青色、緑色—血という力関係に立ち向かうこと;ルーツと共同体の探求、そしてそれを援助すること ほか)
- 4 名前が語るもの(使い古された物語—そしてそれを見直すこと;本当の名前? ほか)
「BOOKデータベース」 より