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洋裁の時代 : 日本人の衣服革命

小泉和子編著

(百の知恵双書, 006)

OM出版 , 農山漁村文化協会 (発売), 2004.3

タイトル読み

ヨウサイ ノ ジダイ : ニホンジン ノ イフク カクメイ

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注記

内容: 序にかえて: 「洋裁の時代」とはどういうことか, 第1章「花開く洋裁学校」-第4章「腰巻からズロースへ」, 特論(「桑沢洋子の仕事着」-「家計を生み出した家財道具「ミシン」」), あとがき: 洋服のこれから, 参考文献, たあとる通信(「生きた「昭和のくらし」を残す」, 「今の暮らしをあぶり出す」)

百の知恵双書006たあとる通信: p181-187

参考文献: p178-179

「昭和のくらし博物館」で行われた第2回企画展「洋裁の時代」 (2000年3月-2001年9月)の図録をもとに, 再構成したもの

収録内容

  • 「洋裁の時代」とはどういうことか : 序にかえて / 小泉和子 [執筆]
  • 花開く洋裁学校 / 吉本洋子 [執筆]
  • 女の自立を支えた洋裁 / 吉本洋子 [執筆]
  • 農村の洋服化 / 里村洋子 [執筆]
  • 腰巻からズロースへ : 洋装下着の普及史 / 門松由紀子 [執筆]
  • 桑沢洋子の仕事着 / 常見美紀子 [執筆]
  • 『暮しの手帖』の直線裁ち / 小泉和子 [執筆]
  • 家計を生み出した家財道具「ミシン」 / 谷口こずえ [執筆]
  • 洋服のこれから : あとがき / 小泉和子 [執筆]
  • 生きた「昭和のくらし」を残す / 真鍋弘 [執筆]
  • 今の暮らしをあぶり出す : インタビュー / 小泉和子 [述]

内容説明・目次

内容説明

今では子どもから老人まで日本人のほとんどが洋服を着ている。しかし日本人の服装がほぼ完全に洋服に変わったのは昭和二〇年以降のことである。敗戦直後の困難な暮らしを生き抜くなかに、女性主導の静かな革命があった。洋裁教室ブームに象徴される衣服革命である。本書はこの歴史に埋もれがちな「洋裁の時代」を検証し、この時代に女性たちがどのようにして洋服を自分のものにしていったかを明らかにする。

目次

  • 第1章 花開く洋裁学校(衣服革命と洋裁教育;洋裁学校と個性豊かな創設者たち ほか)
  • 第2章 女の自立を支えた洋裁(高収入だった洋裁内職;洋裁が家計を支えた実態 ほか)
  • 第3章 農村の洋服化(野良着の魅力;農村の洋服化へのみちのり ほか)
  • 第4章 腰巻からズロースへ—洋装下着の普及史(和洋折衷下着から始まった洋装下着;戦後の下着—洋装下着の普及 ほか)
  • 特論(桑沢洋子の仕事着;『暮しの手帖』の直線裁ち ほか)

「BOOKデータベース」 より

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