パクス・ブリタニカとイギリス帝国
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パクス・ブリタニカとイギリス帝国
(イギリス帝国と20世紀, 第1巻)
ミネルヴァ書房, 2004.5
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パクスブリタニカとイギリス帝国
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パクス ブリタニカ ト イギリス テイコク
Available at / 312 libraries
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Graduate School of Asian and African Area Studies, Kyoto Universityグローバル専攻
COE-SA||233.07||Aki||70509395200009297853
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Note
参考文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
19世紀半ばから世紀末までの時期のイギリス帝国は、世界的規模で影響力を行使したヘゲモニー国家であった。本書では、イギリス帝国の歴史を、グローバルヒストリーを構想するための「ブリッジ」であると位置づけて、国際関係史の観点から、その世界史的な意義を検討する。とりわけ、イギリス帝国のマクロな構想を、白人自治領(カナダ)、従属植民地(英領インド、アフリカ諸地域)、非公式帝国(東アジア)、さらにアイルランドを加えて重層的に考察している。また、そうした帝国諸地域と本国との関係や結びつきを明らかにするために、経済構造(自由貿易体制と金融・サーヴィス)、安全保障構造(王立海軍とインド軍)、人的なネットワーク(アジア商人・植民地官僚・大学教育)に着目している。
Table of Contents
- 総論 パクス・ブリタニカとイギリス帝国
- 第1部 イギリス本国(自由貿易帝国主義とイギリス産業;ロンドン・シティとジェントルマン資本主義;イギリス海軍と帝国防衛体制の変遷;アイルランド問題とイギリス帝国)
- 第2部 帝国内諸地域(自由貿易帝国主義と英領インド;「ブリティッシュ」カナダの生成と展開—一九世紀カナダ社会とイギリス系移民;アフリカ分割の政治経済学;イギリス帝国支配秩序とアジアの商人ネットワーク)
- 第3部 帝国の諸相(フランス人たちのパクス・ブリタニカ—友でも敵でもなく;イギリス帝国と環境史;イギリス帝国大学間ネットワークの形成—一九一二年第一回帝国大学会議)
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