公共性の哲学を学ぶ人のために
著者
書誌事項
公共性の哲学を学ぶ人のために
世界思想社, 2004.8
- タイトル読み
-
コウキョウセイ ノ テツガク オ マナブ ヒト ノ タメニ
大学図書館所蔵 件 / 全230件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
内容: 序論: 「公共性」をめぐって何が争点であり、何が論点であるべきか, 第I部: 基礎理論的考察(第1章「みんなのもの」は誰のもの?」-第4章「文化は閉ざし、文化は開く」), 第II部: 問題論的考察(第1章「誰がどのように環境問題に取り組むべきか」-第9章「みんなの問題はワタシの問題ではない!?」), 第III部: 思想史的考察(第1章「いかにして善き市民を育てるか」-第7章「何がリベラルな社会を支えるのか」), 基本用語集, あとがき(谷本光男), 執筆者紹介
参考文献あり
収録内容
- 「公共性」をめぐって何が争点であり、何が論点であるべきか / 安彦一恵 [執筆]
- 「みんなのもの」は誰のもの? : 公共性と経済 / 森村進 [執筆]
- ニーズを論じ合うことは、どんな人間のつながりを創り出すのか : 公共性と倫理 / 川本隆史 [執筆]
- 集合的アイデンティティは必要か : 公共性と政治 / 加藤恵介 [執筆]
- 文化は閉ざし、文化は開く : 公共性と文化 / 藤野寛 [執筆]
- 誰がどのように環境問題に取り組むべきか : 環境問題と公共性 / 高津融男 [執筆]
- 医療空間において自己決定はどのような位置にあるのか : 医療問題と公共性 / 山崎康仕 [執筆]
- 学校を選べるようにすることを支えるものは何か : 教育と公共性 / 菊地建至 [執筆]
- 日本の家族はどうなるか : 家族と公共性 / 加茂直樹 [執筆]
- 宗教に対して公はどのようにかかわるのか : 宗教と公共性 / 角田猛之 [執筆]
- 異質な者とどのように共存するか : 寛容と公共性 / 谷本光男 [執筆]
- 誰が誰の何を等しくするのか : 平等と公共性 / 大山明男 [執筆]
- 国家の枠組みは超えられるか : 世界市民的公共性 / 栁澤有吾 [執筆]
- みんなの問題はワタシの問題ではない!? : 「公民」教育 / 壽卓三 [執筆]
- いかにして善き市民を育てるか : プラトン、アリストテレスに即して / 浜岡剛 [執筆]
- 社会の絆を保障するものは何なのか : フランス啓蒙思想に即して / 宗像惠 [執筆]
- 社会をつくる人間とはどのようなものか : イギリス社会哲学に即して / 奥田太郎 [執筆]
- 正しさを語りうるために : カントに即して / 北尾宏之 [執筆]
- 共同に服しながら自由であるとはどのようなことか : ヘーゲルに即して / 栗原隆 [執筆]
- 何のための政治参加か : 十九世紀英国の政治哲学に即して / 児玉聡 [執筆]
- 何がリベラルな社会を支えるのか : ロールズに即して / 林芳紀 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
現代社会の存立に不可欠な公的営為を根底から支えるものは何か。政治、経済、倫理あるいは環境、医療、科学技術、教育、家族、宗教、国家等の諸問題を“公共性”の観点から論じるとともに、西洋思想史上の主要な立場に即して“公共性”について考察する。
目次
- 「公共性」をめぐって何が争点であり、何が論点であるべきか
- 第1部 基礎理論的考察(「みんなのもの」は誰のもの?—公共性と経済;ニーズを論じ合うことは、どんな人間のつながりを創り出すのか—公共性と倫理;集合的アイデンティティは必要か—公共性と政治 ほか)
- 第2部 問題論的考察(誰がどのように環境問題に取り組むべきか—環境問題と公共性;医療空間において自己決定はどのような位置にあるのか—医療問題と公共性;学校を選べるようにすることを支えるものは何か—教育と公共性 ほか)
- 第3部 思想史的考察(いかにして善き市民を育てるか—プラトン、アリストテレスに即して;社会の絆を保障するものは何なのか—フランス啓蒙思想に即して;社会をつくる人間とはどのようなものか—イギリス社会哲学に即して ほか)
「BOOKデータベース」 より