科学的思考の考古学
著者
書誌事項
科学的思考の考古学
人文書院, 2004.8
- タイトル別名
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Archéologie de la pensée scientifique
- タイトル読み
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カガクテキ シコウ ノ コウコガク
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注記
参考文献および注: p306-359
内容説明・目次
内容説明
フランス系科学認識論(エピステモロジー)の伝統をベースにしながら、化学と医学という個別科学についての認識論を構築する。18世紀の火をめぐる議論、錬金術論、バシュラールの化学哲学、19世紀初頭の病理学、生気論、ゾラの仮想的遺伝学論など、科学史と思想史が独自に融合した、現在最も注目されるべき科学思想史研究の成果。著者のこれまでの知的遍歴を集大成する一冊。
目次
- 第1部 化学の思想史(火の化学—忘れられた、或る学問的闘争;分析への認識論的障害;物質との対話の想起のために—錬金術の哲学に向けて;バシュラールの化学哲学—科学論の考古学のために)
- 第2部 医学の思想史(医学的一元論者の肖像—医師ブルセの栄光と凋落;刺激感応性—或る生理学的概念の運命;哲学者の生物学像—コントの場合;生気論の運命—バルテズからベルナールへ;仮想世界の遺伝学—ゾラの遺伝的世界)
「BOOKデータベース」 より