ドイツにおける「日本=像」 : ユーゲントシュティールからバウハウスまで

Bibliographic Information

ドイツにおける「日本=像」 : ユーゲントシュティールからバウハウスまで

クラウディア・デランク著 ; 水藤龍彦, 池田祐子訳

思文閣出版, 2004.7

Other Title

Das imaginäre Japan in der Kunst : "Japanbilder" vom Jugendstil bis zum Bauhaus

ドイツにおける日本像 : ユーゲントシュティールからバウハウスまで

Title Transcription

ドイツ ニオケル 「ニホン=ゾウ」 : ユーゲントシュティール カラ バウハウス マデ

Available at  / 199 libraries

Note

原著 (München : Iudicium, 1996) の全訳

文献一覧: 巻末p14-48

Description and Table of Contents

Description

十九世紀末葉の異国趣味から、対象それ自体ではなく、その周りに残された空間のほうが内容となるようなたぐいの造形言語にいたるまでには、日本の芸術と文化の選別的受容という、入り組んではいるが、結局は定まった一本の道があった。この道を具体例に即して描くことがこの書物の目指すところである。

Table of Contents

  • 第1章 日本=像と「ジャポニスム」—その歴史と研究の現状(「ジャポニスム」研究;新たな発見 ほか)
  • 第2章 日本=像と日本から送られたイメージ(想像の日本;日本の写真に反映された西洋の日本を見る眼差し)
  • 第3章 一八九〇年から一九〇八年までのドイツ語圏における日本の芸術と美学の受容(歴史主義と英国趣味のなかの「日本」;ユーゲントシュティール ほか)
  • 第4章 表現と構想—第一次世界大戦前後における東アジアのグラフィック作品との取り組み(オスカー・ココシュカ;ヴァルター・オーファイ ほか)
  • 第5章 バウハウスにおける日本的美学の受容(ヨハネス・イッテン—造形理論と墨絵;二十世紀初頭の西洋建築における日本の建築術の要素 ほか)

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