アイヌ民族の軌跡
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アイヌ民族の軌跡
(日本史リブレット, 50)
山川出版社, 2004.8
- タイトル読み
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アイヌ ミンゾク ノ キセキ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
北から南に連なる列島弧の上に日本は存在する。そして、ここには大きく二つの言語と三つの文化が成立し文化接触が繰り返されていた。北の文化の主体、それがアイヌ民族である。歴史のなかのアイヌ民族は、北海道を中心に、サハリン、千島、そして北東北に生活し、中継交易者として北の世界を結びつけていた。そのことは、列島史という枠組みのなかでは、アイヌ社会は松前藩との関係だけではなく、本州とくに北東北との地域的な関係と東北アジア世界の変動との関わりのなかに理解されなければならないことを意味している。列島弧における文化と社会のあり方を時という視点から問いなおしてみよう。
目次
- 1 アイヌ文化
- 2 東北アジアのなかのアイヌ民族
- 3 アイヌ民族と近世日本
- 4 シャクシャインの蜂起
- 5 クナシリ・メナシの蜂起
- 6 民族文化の否定から「臣民」化へ
- アイヌ民族の軌跡
「BOOKデータベース」 より