書誌事項

記憶・歴史・忘却

ポール・リクール著 ; 久米博訳

新曜社, 2004.8-2005.5

タイトル別名

La mémoire, l'histoire, l'oubli

記憶歴史忘却

タイトル読み

キオク レキシ ボウキャク

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注記

原著 (Edition du Seuil, 2000 ; rééd. coll. 《points Essais》, 2003) の全訳

引用文献: 下: p338-353

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784788509115

内容説明

アウシュヴィツの後で歴史は可能か。前著『時間と物語』の思索をさらに深めて、「記憶と忘却」の問題を手掛かりに記憶と歴史、個人的記憶と集合的記憶、赦しと和解などの問題を取り上げ、現代における歴史叙述の可能性にまで及ぶ、壮大な「記憶の政治学」の試み。

目次

  • 第1部 記憶と想起について(記憶力と想像力;訓練される記憶力—慣用と濫用;個人的記憶、集合的記憶)
  • 第2部 歴史・認識論(史料的局面—記録文書化された記憶;説明/理解;歴史家の表象)
巻冊次

下 ISBN 9784788509474

内容説明

壮大な「記憶の政治学」の試み。アウシュヴィッツの後で歴史は可能か?!記憶と忘却の弁証法のなかで歴史叙述の可能性をつきつめ、「赦しえないものをいかにして赦すか」という「困難な赦し」の問題にいたる、著者畢生の大著、完結。

目次

  • 第3部 歴史的条件(歴史の重荷と非歴史的なもの;歴史の批判哲学;歴史と時間;忘却)
  • エピローグ 困難な赦し

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA68562403
  • ISBN
    • 9784788509115
    • 9784788509474
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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