書誌事項

検証日本の組織ジャーナリズム

川崎泰資, 柴田鉄治著

(NHKと朝日新聞 / 川崎泰資, 柴田鉄治著, [正])

岩波書店, 2004.12

タイトル別名

検証日本の組織ジャーナリズム : NHKと朝日新聞

日本の組織ジャーナリズム : 検証 : NHKと朝日新聞

タイトル読み

ケンショウ ニホン ノ ソシキ ジャーナリズム

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内容説明・目次

内容説明

前共著『ジャーナリズムの原点—体験的新聞・放送論』が刊行されてから八年。それぞれNHKと朝日新聞の元記者である著者は、社会の状況もメディアを取り巻く状況もさらに悪化していると憂う。特に、新聞・放送などの組織ジャーナリズムにおいて、ジャーナリズム精神の衰退が著しいと言う。いま、新聞やテレビの取材・制作現場で何が起きているのか。日本を代表するリーディング・メディアである二大組織のケース・スタディを通して、日本のジャーナリズムの核心に迫る。

目次

  • 対談 なぜNHKと朝日新聞なのか—弱体化する組織ジャーナリズムを考える
  • 第1部 漂流する公共放送—NHK(独裁体制に蝕まれるNHK;「知る権利」踏み躙る隠蔽体質;イラク戦争報道とNHK;なぜ番組を改竄したのか)
  • 第2部 萎縮するリーディング・ペーパー—朝日新聞(新聞論調の二極分化のなかで;有事法制と朝日新聞;北朝鮮、中国報道のトラウマ;時に迷走する論調、歴史認識)
  • 第3部 空洞化する日本の組織ジャーナリズム(メディアの敗北—西山事件から;創価学会のメディア支配;暴走する地上波デジタル放送—偽りの国策;歪められる世論調査報道)
  • 提言 これからどうすべきか

「BOOKデータベース」 より

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