書誌事項

イスラーム地域の国家とナショナリズム

酒井啓子, 臼杵陽編

(イスラーム地域研究叢書, 5)

東京大学出版会, 2005.2

タイトル別名

State and nationalism in the Muslim world

タイトル読み

イスラーム チイキ ノ コッカ ト ナショナリズム

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

参考文献: 各章末

収録内容

  • イスラーム世界におけるナショナリズム概観 / 酒井啓子 [著]
  • 近現代イラン政治の展開と宗教的/世俗的ナショナリズム / 吉村慎太郎 [著]
  • 旧ソ連ムスリム地域における「民族史」の創造 / 宇山智彦 [著]
  • ボスニアのムスリム・コミュニストにとっての宗教とネイション / 佐原徹哉 [著]
  • 革命後イランにおける「ナショナル・アイデンティティ」 / 松永泰行 [著]
  • イラクにおけるナショナリズムと国家形成 / 酒井啓子 [著]
  • パレスチナにおけるナショナリズムの起源と展開 / 臼杵陽 [著]
  • 英雄の復活 / 帯谷知可 [著]
  • 「人工国家」のナショナリズム / 北澤義之 [著]
  • 現代トルコの国民統合と市民権 / 山口昭彦 [著]

内容説明・目次

内容説明

共同体の構築をめざす運動に必要な「鍵」はどこにあるのか。民族がいかに形成され、国民統合を実現するのか。「国民国家」に対してイスラームのもつ要素が果たす中心的な機能と可能性を探求する。

目次

  • イスラーム世界におけるナショナリズム概観
  • 1 イスラーム世界におけるナショナリズム運動史(近現代イラン政治の展開と宗教的/世俗的ナショナリズム—19世紀後半から1960年代までを中心に;旧ソ連ムスリム地域における「民族史」の創造—その特殊性・近代性・普遍性;ボスニアのムスリム・コミュニストにとっての宗教とネイション)
  • 2 革命が準備する「ネイション」(革命後イランにおける「ナショナル・アイデンティティ」—イラン・ネイションの「イスラーム革命」;イラクにおけるナショナリズムと国家形成;パレスチナにおけるナショナリズムの起源と展開—「パレスチナ革命」への道)
  • 3 国民形成を巡る試み(英雄の復活—現代ウズベキスタン・ナショナリズムのなかのティムール;「人工国家」のナショナリズム—ヨルダン「国民」形成について;現代トルコの国民統合と市民権—抵抗運動期から共和国初期を中心に)

「BOOKデータベース」 より

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