オレ様化する子どもたち
著者
書誌事項
オレ様化する子どもたち
(中公新書ラクレ, 171)
中央公論新社, 2005.3
- タイトル読み
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オレサマカ スル コドモ タチ
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内容説明・目次
内容説明
大人と対等と信じ、他人を気にかけなくなった子ども。「プロ教師の会」代表の著者は教職40年で、この変化と格闘してきた。本書はオレ様化の原因を探り、個性化と社会化のあり方を問う。
目次
- 第1部 「新しい子ども」の誕生(教師と子どもは「他者」である;戦後社会の変遷と子どもたち;幼児期の全能感と「特別な私」;なぜ「校内暴力」は起きたのか;変わる子ども、変わらない教師;大人と「一対一」の関係を望む子どもは「一」ですらない;子どもに「近代」を埋め込もう)
- 第2部 教育論者の子ども観を検証する(宮台真司—「社会の学校化」か「学校の社会化」か;和田秀樹—学力低下論の落とし穴;上野千鶴子—偏差値身分制と児童虐待;尾木直樹—学校告発はなぜ不毛なのか;村上龍—『13歳のハローワーク』とゆとり教育;水谷修—夜回り先生は「教師」ではない)
- 終章 なぜ子どもは変貌し、いかに大人は対処すべきか
「BOOKデータベース」 より