遍歴
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遍歴
(神谷美恵子コレクション)
みすず書房, 2005.3
- タイトル読み
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ヘンレキ
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注記
『神谷美恵子著作集9 遍歴』(1980年 みすず書房刊)に、あらたに「妹への手紙」「解説」を付したもの
付: 神谷美恵子コレクション: 巻末p1-16
参考文献: p349
内容説明・目次
内容説明
「どのようにもののみかた、考えかたが変ってきたか、これこそ心をもつ人間の歴史といえるものではないかと思う。…だからこれから書くのは自叙伝というよりは、ちっぽけな頭で感じたり、考えたりしてきたことの断章である」本書は、間近にせまる死を予感しつつ、みずからの生のあしあとをたどった、著者の絶筆である。控えめな、抑制された文章からは、ひとがひとり生きぬくことの重さが静かに伝わってくる。新資料「妹への手紙」を付す。
目次
- 1 スイスものがたり(序章;スイスへ行く前のこと ほか)
- 2 帰国(言葉の問題;「考えること」事始め ほか)
- 3 ペンドル・ヒル学寮の話(ペンドル・ヒルへ行くまで;ペンドル・ヒル学寮 ほか)
- 4 現実の荒波の中で(東大入局と終戦と文部省経験と;愛生園見学の記 ほか)
- 妹への手紙
「BOOKデータベース」 より