義務とアイデンティティの倫理学 : 規範性の源泉
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書誌事項
義務とアイデンティティの倫理学 : 規範性の源泉
岩波書店, 2005.3
- タイトル別名
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The sources of normativity
- タイトル読み
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ギム ト アイデンティティ ノ リンリガク : キハンセイ ノ ゲンセン
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注記
コメンテーター: G.A.コーエン, レイモンド・ゴイス, トーマス・ネーゲル, バーナード・ウィリアムズ
その他の訳者: 三谷尚澄, 後藤正英, 竹山重光
原著 (Cambridge University Press, 1996) の全訳に原著者による「日本語版への序文」を付したもの
文献表: 巻末p9-15
内容説明・目次
内容説明
人はなぜ、正しいことをしなくてはならないと思うのか—この根源的な問いに、当代一級の倫理学者が正面からとりくむ。コースガードは近代の道徳哲学の議論を手際よくまとめた上で、現代のアイデンティティ論をふまえた「実践的アイデンティティ」という新しい概念を提案する。コーエン、ゴイス、ネーゲル、ウィリアムズといった英米の著名な倫理学者たちによるコメントと、それへの応答によって議論はさらに深化していく。読者は、スリリングな展開を追うなかで倫理学の基本問題を学ぶことができるだろう。
目次
- 序論 卓越と義務—西洋形而上学のごく簡潔な歴史(紀元前三八七年から紀元一八八七年まで)
- 第1講 規範性の問い
- 第2講 反省に基づく認証
- 第3講 反省の権威
- 第4講 価値の起源と義務の範囲
- 第5講 理性。人間性、道徳法則
- 第6講 道徳とアイデンティティ
- 第7講 普遍性と反省する自己
- 第8講 歴史、道徳反省のテスト
- 第9講 回答
「BOOKデータベース」 より