もうひとつの脳 : 微小脳の研究入門
著者
書誌事項
もうひとつの脳 : 微小脳の研究入門
培風館, 2005.4
- タイトル読み
-
モウ ヒトツ ノ ノウ : ビショウノウ ノ ケンキュウ ニュウモン
大学図書館所蔵 件 / 全102件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
節足動物の「微小脳」は、われわれ霊長類の「巨大脳」と比べればはるかに少数のニューロンから構成され、また多様な外部環境に適応するための固有な機能を発達させているが、ニューロンの動作原理や高次機能の機構において、共通点も多い。そのため、行動と神経活動の関連など脳機能の基礎を解明するうえで、微小脳研究の意義はきわめて大きい。本書は、微小脳について解明された知見や今後の研究の視点を、脳機能の分子機構、記憶・学習、社会行動、知覚、工学的応用など、多彩な話題を取り上げて解説している。
目次
- 1 微小脳システムの分散並列処理機能
- 2 昆虫の脳からマイクロマシンへ
- 3 昆虫の情動と行動
- 4 微小脳の記憶システム
- 5 ミツバチの脳と社会システム
- 6 微小脳システムと神経伝達物質
- 7 神経系の形成と機能を制御する遺伝情報
- 8 昆虫の変態と脳の再編成
- 9 微小脳がつくる感覚の世界
- 補章 微小脳の特徴—「おわりに」に代えて
「BOOKデータベース」 より