道具の考古学
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道具の考古学
(佐原真の仕事 / 佐原真著 ; 金関恕, 春成秀爾編, 2)
岩波書店, 2005.5
- タイトル読み
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ドウグ ノ コウコガク
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注記
解説: 上原真人
参考文献: 各論文末
内容説明・目次
内容説明
煮炊きのための土器、石を割って鋭い刃をつけたナイフなど、人は道具を作り使うようになった。土器のさまざまな紋様は誰がどのように施したのか。石器はどのような用途をもってどのように発展したのか。土器紋様の施し方から右利き・左利きの多寡を類推した学生時代の論文をはじめ、綿密な観察と民族例の活用が光る卓抜の古代文化論。
目次
- 手から道具へ・石から鉄へ(原料を加工する;回転運動 ほか)
- 1 土器をつくる技術(先史時代における右手の優越;弥生式土器製作技術に関する二、三の考察—櫛描紋と回転台をめぐって)
- 2 縄紋土器と弥生土器(縄文施紋法入門;弥生土器総論 ほか)
- 3 地域社会と土器(山城における弥生式文化の成立—畿内第1様式の細別と雲ノ宮遺跡出土土器の占める位置;みちのくの遠賀川)
- 4 石器論(石斧論—横斧から縦斧へ;石斧再論)
「BOOKデータベース」 より