書誌事項

表現の「リミット」

藤野寛, 齋藤純一編

(叢書倫理学のフロンティア, 12)

ナカニシヤ出版, 2005.6

タイトル別名

表現のリミット

タイトル読み

ヒョウゲン ノ リミット

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注記

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

他者、芸術、メディアをめぐる表現の問題を、柳美里裁判や憎悪表現、戦争報道、プライヴァシー問題などの具体的事例に即しながら徹底解読。表現の自由の限界とそれが孕む暴力性を鋭利に分析。

目次

  • 1 他者と表現の「リミット」(現われの消去—憎悪表現とフィルタリング;傷つける表現;憎悪の再生産—ヘイト・スピーチとメディア空間)
  • 2 芸術と表現の「リミット」(アドルノとエンツェンスベルガー—「アウシュヴィッツ」以降の表現をめぐって;文学的表現と応答性—柳美里『石に泳ぐ魚』裁判と「表現の自由」;「ヘテロ」セクシズムと表現の「リミット」;戦争報道写真—惨劇を再現することの困難性)
  • 3 メディアと表現のリミット(パロール・エクリチュール・メール—デジタル・メディア時代における言語;「顔」をめぐる倫理と政治—顔認識における四つのイメージ;表現の自由と人格権と—『週刊文春』事件の衝撃;大衆の欲望と表現の「リミット」—『ビッグ・ブラザー』考)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA7213641X
  • ISBN
    • 4888489491
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xv, 295p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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