民主主義対民主主義 : 多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究

書誌事項

民主主義対民主主義 : 多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究

アレンド・レイプハルト著 ; 粕谷祐子訳

(ポリティカル・サイエンス・クラシックス / 河野勝, 真渕勝監修, 2)

勁草書房, 2005.6

タイトル別名

Patterns of democracy : government forms and performance in thirty-six countries

タイトル読み

ミンシュ シュギ タイ ミンシュ シュギ : タスウケツガタ ト コンセンサスガタ ノ 36カコク ヒカク ケンキュウ

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注記

原著(Yale University Press, 1999)の日本語訳

References: p249-272

参考文献のうち邦訳のあるもの: p273-276

内容説明・目次

内容説明

「ベストな」民主主義を探る比較政治学の現代の古典。狭い経験に依拠するだけの印象論を排し、データにもとづいて民主主義を語る。小選挙区制、二大政党制、議会に対する政府の優越などのイギリス型デモクラシーを理想視する通説に、経験的研究の立場から異議を唱えた古典的著作。36ヶ国の分析から多数決型民主主義だけが民主主義ではないと主張する。

目次

  • 民主主義体制のウエストミンスターモデル
  • 民主主義体制のコンセンサスモデル
  • 36の民主主義体制
  • 政党制:二党制と多党制
  • 内閣の類型:執行権の集中と共有
  • 執行府・議会関係:優越と均衡の諸形態
  • 選挙制度:比例代表制と単純多数制・絶対多数制
  • 利益媒介システム:多元主義とコーポラティズム
  • 権力分割:連邦制と分権
  • 議会:立法権の集中と分割
  • 憲法:改正過程と違憲審査
  • 中央銀行の独立性
  • 民主主義体制の2次元概念図
  • マクロ経済運営と社会的暴力の抑制
  • 民主主義の質と「より寛容な」民主主義
  • 結論と提言

「BOOKデータベース」 より

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