『こころ』大人になれなかった先生

書誌事項

『こころ』大人になれなかった先生

石原千秋著

(理想の教室)

みすず書房, 2005.7

タイトル別名

こころ : 大人になれなかった先生

こころ大人になれなかった先生

タイトル読み

ココロ オトナ ニ ナレナカッタ センセイ

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注記

年表: p152

読書案内: p154-155

内容説明・目次

内容説明

大人になることは、かつては親を超えることでした。ところが、その機会を奪われたのが、ほかならぬ「先生」です。そこに不幸の始まりがありました。「先生」が果たせなかった“父親殺し”の問題を、詳細に追究します。さらに、「先生」「K」「私」をめぐって幾重にも仕掛けられた驚くべき謎を読み解きます。最高の漱石入門。

目次

  • 第1回 なぜ見られることが怖いのか(長すぎた遺書;眼差しへのこだわり;眼差しが怖い ほか)
  • 第2回 いま青年はどこにいるのか(語る人間の物語;冒頭と末尾の矛盾;隠された感情 ほか)
  • 第3回 静は何を知っていたのか(「先生」と呼ぶ理由;エリートのための純粋培養システム;高等教育の中の出会い ほか)

「BOOKデータベース」 より

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