罪の文化 : インド史の底流
著者
書誌事項
罪の文化 : インド史の底流
(東洋叢書, 12)
東京大学出版会, 2005.7
- タイトル別名
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The culture of sin : an undercurrent in the historical development of pre-colonial Indian society
- タイトル読み
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ツミ ノ ブンカ : インドシ ノ テイリュウ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
マラーター史年表: 巻末p17-20
参考文献: 巻末p21-24
内容説明・目次
内容説明
人々は何を恐れたのか?古代から引き継がれ、肥大化する「罪」の観念。植民地的近代との出会いがもたらした断層。歴史の最深部を探っていく。
目次
- 序章 サティーの薪の山から落ちた女—法典の規定と社会の現実
- 第1章 身に付着し、伝染する罪—罪の浄めの儀式(ブラーヤシュチッタ)(罪の浄めと罪の伝染—法典の規定;マラーター王国における罪とその浄め ほか)
- 第2章 人の罪・神々の怒り—鎮めの儀式(シャーンティ)(古典文献における鎮めの儀式;マラーター王国宰相政府による鎮めの儀式 ほか)
- 第3章 警察署長(コートワール)ガーシーラームの死—王・国家の正義(ラージャ・ダルマ)と社会の正義(ダルマ)(マラーター王国の統治理念;ガーシーラーム・コートワール事件 ほか)
- 終章 罪と穢れ—植民地的近代への展望(デュモン「カースト制度論」の問題性;植民地支配下における浄‐不浄意識の浸透)
「BOOKデータベース」 より