五感で味わうフランス文学

書誌事項

五感で味わうフランス文学

野崎歓著

白水社, 2005.7

タイトル読み

ゴカン デ アジワウ フランス ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

時にむせるような芳香に包まれ、時に豊穣な海の幸に官能を刺激され、また時に失われたピアノの音に心奪われる。エロスの波に溺れるかと思えば、死の冷たさにおののく…。フランス文学で味わう人生のすべて。

目次

  • 1 本の匂い、本の味わい(薔薇色の部屋—コレット『シェリ』;いい匂いのする小説—ランブール『ヴァニラの木』 ほか)
  • 2 小説の音楽(古い土地の唄—ネルヴァル『シルヴィ』;失われた音楽—アラン=フルニエ『グラン・モーヌ』 ほか)
  • 3 愛とエロスの読書(翻訳の快楽—掘口大学訳『グールモン詩集』;フランス文学を糾弾する—クンデラ『生は彼方に』に ほか)
  • 4 暴力と死の書物(その男、凶暴につき—ロートレアモン伯爵『マルドロールの歌』;有毒な物語—ギベール『楽園』 ほか)
  • 5 究極の一冊(嵐の中で—ネミロフスキー『フランス組曲』)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA72776670
  • ISBN
    • 4560027242
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    232p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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