行動分析学入門 : ヒトの行動の思いがけない理由

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行動分析学入門 : ヒトの行動の思いがけない理由

杉山尚子著

(集英社新書, 0307E)

集英社, 2005.9

Title Transcription

コウドウ ブンセキガク ニュウモン : ヒト ノ コウドウ ノ オモイガケナイ リユウ

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Note

引用・参考文献: p189-190

標題は表紙による

Description and Table of Contents

Description

失敗行動や犯罪の原因は、“心”に求められることが多い。「あいつはやる気がない」「過去のトラウマだ」等々。しかし、これでは評価にこそなりえても、問題解決にはつながらない。行動分析学は、ヒト及び動物の行動を「行動随伴性」という独自の概念によって明らかにするもので、行動の原因を個体内部、つまり心ではなく、個体を取り巻く外的環境に求めていく。アメリカの心理学者スキナーが創始した学問体系である。介護や医療、ビジネス、スポーツ、家庭などさまざまな現場で応用されており、大きな成果をあげてきた。本書は、日本における第一人者による、わが国初の一般用入門書である。

Table of Contents

  • 第1章 心理学をめぐる誤解(心とこころ;心理学にはいろいろある ほか)
  • 第2章 行動の原理(好子出現の強化;嫌子消失の強化 ほか)
  • 第3章 行動をどのように変えるか(新年の誓いはなぜ破られるか?;知識こそが行動の源なのか? ほか)
  • 第4章 スキナーの思想と実験的行動分析(スキナーの哲学;はじめはネズミ、そしてハトへ ほか)
  • 第5章 言語行動(人間の特徴は、言葉の使用である;スキナーの『言語行動』 ほか)

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Details

  • NCID
    BA73421091
  • ISBN
    • 9784087203073
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    190p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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