平等主義が福祉をすくう : 脱「自己責任=格差社会」の理論
著者
書誌事項
平等主義が福祉をすくう : 脱「自己責任=格差社会」の理論
青木書店, 2005.10
- タイトル別名
-
平等主義が福祉をすくう : 脱自己責任格差社会の理論
- タイトル読み
-
ビョウドウ シュギ ガ フクシ オ スクウ : ダツ 「ジコ セキニン=カクサ シャカイ」 ノ リロン
大学図書館所蔵 件 / 全218件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献一覧: 各章末
収録内容
- リアルな不平等と幻想の自由 : 新自由主義「社会開発」の特質と帰結 / 中西新太郎著
- 最低生活保障と労働市場 / 後藤道夫著
- 「生活形式」の思想史 : デンマーク社会研究への序論 / 小池直人著
- 福祉国家をめぐるイデオロギー的対抗の基相 / 吉崎祥司著
- 「反私的所有(権)論」序説 : マルクス思想からみた社会福祉基礎構造改革「改悪」と新自由主義 / 竹内章郎著
内容説明・目次
内容説明
強靭な思考が“不平等”を撃つ福祉国家日本への現代的模索。新自由主義による福祉・社会保障の切り捨て、若者だけでなく広がる階層格差…。日本の現状をリアルに把握し、社会・思想の根本的な転換をめざす。
目次
- 第1章 リアルな不平等と幻想の自由—新自由主義「社会開発」の特質と帰結(不平等の語られ方;「市場化」による社会の関係資源ストックの再編 ほか)
- 第2章 最低生活保障と労働市場(ワーキング・プアの急増;現行の最低生活保障体制の特質—最低賃金制と生活保護制度を中心に ほか)
- 第3章 「生活形式」の思想史—デンマーク社会研究への序論(福祉国家の文化的次元;民衆啓蒙主義—「生活」哲学の起源 ほか)
- 第4章 福祉国家をめぐるイデオロギー的対抗の基相(反福祉国家論のイデオロギー的基礎;自己決定概念の意義と問題性 ほか)
- 第5章 「反私的所有(権)論」序説—マルクス思想からみた社会福祉基礎構造改革「改悪」と新自由主義(「反私的所有(権)論」の位置;種々の疑義がある私的所有(権) ほか)
「BOOKデータベース」 より