ヒトの分子遺伝学
著者
書誌事項
ヒトの分子遺伝学
メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2005.10
第3版
- タイトル別名
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Human molecular genetics
- タイトル読み
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ヒト ノ ブンシ イデンガク
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注記
監修: 村松正實, 木南凌
その他の監訳者: 笹月健彦, 木南凌, 辻省次
原著第3版(c2004)の翻訳
推薦図書・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
医学における分子遺伝学の重要性は今さらいうまでもないが、特に今世紀初頭における「ヒトゲノムプロジェクト」の達成(全塩基配列の決定)によって、それは飛躍的に増大した。今やヒトゲノムのどの地点(位置)の塩基配列も、コンピュータ上に見ることができる。しかし、ヒトの遺伝子のすべてがわかったわけではなく、その構造や機能はこれからの解析に待たねばならないが、これらの解析も急速に進みつつあり、そのほとんどが明らかにされる日も遠い未来のことではない。ヒトの疾病と遺伝子との関係も、今までとは比較にならないスピードで明らかにされつつある。それらがどのように解析されて、明らかにされるのかが、本書に詳しく、かつわかりやすく述べられている。
目次
- 1 DNAと細胞の基礎(DNAの構造と遺伝子発現;染色体の構造と機能;細胞と発生)
- 2 ヒトゲノムと他の生物のゲノム(ゲノムプロジェクトとモデル生物;ヒトゲノムの構成;ヒト遺伝子の発現;ヒトゲノムの不安定性:突然変異とDNA修復;生命の進化系統樹におけるヒトの位置)
- 3 疾患遺伝子と突然変異のマッピングと同定(メンデル遺伝形質の遺伝的マッピング;ヒト疾患遺伝子の同定;複雑な疾患の遺伝的マッピングと同定)
- 4 新しい地平—21世紀に向けて(ゲノムプロジェクトの次にあるもの:機能ゲノム学、プロテオミクス、バイオインフォマティクス;細胞と動物個体の遺伝子操作;疾患の新しい治療法)
「BOOKデータベース」 より