「星の王子さま」を哲学する

書誌事項

「星の王子さま」を哲学する

甲田純生著

ミネルヴァ書房, 2006.1

タイトル別名

Philosopher sur 《Le petit prince》

星の王子さまを哲学する

Philosopher sur Le petit prince

タイトル読み

ホシ ノ オウジサマ オ テツガク スル

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注記

読書案内: p201-206

内容説明・目次

内容説明

サン=テグジュペリの名作『星の王子さま』—この童話には、汲めども尽きせぬ叡智が隠されています。だからこそこの作品は、大人も含め、世界中の多くの読者に愛されているのでしょう。本書のもくろみは、この『星の王子さま』を哲学書として読む、ということです。本書はいわば、「文芸批評」というスタイルをとった「哲学入門」なのです。

目次

  • 第1章 人間の孤独と死—悲哀に満ちた物語(『星の王子さま』の世界;人間、この矛盾に満ちた存在—大人とこども ほか)
  • 第2章 人間の愚かさ—数字に対する偏愛(「意味という病」におかされた人間—人が「キノコ」になるとき;本質は現象する—外見に惑わされる大人 ほか)
  • 第3章 人間社会への批判—資本主義社会における人間(愚かな人間—六人の「キノコ」たち;資本主義社会の秘密—ビジネスマンの星 ほか)
  • 第4章 人間存在の謎—自然からの逸脱(自然を逸脱した存在—「根」のある花と「根」のない人間;倫理—点燈夫となら友だちになれた ほか)
  • 第5章 肝心なこと—旅の終わり(物語の結末;肝心なこと)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA75205235
  • ISBN
    • 9784623045693
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xiv, 206p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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