科学技術の国際競争力 : アメリカと日本相剋の半世紀

書誌事項

科学技術の国際競争力 : アメリカと日本相剋の半世紀

中山茂著

(朝日選書, 793)

朝日新聞社, 2006.2

タイトル別名

科学技術の国際競争力 : アメリカと日本 : 相剋の半世紀

タイトル読み

カガク ギジュツ ノ コクサイ キョウソウリョク : アメリカ ト ニホン ソウコク ノ ハンセイキ

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内容説明・目次

内容説明

原爆を開発したアメリカは戦後、基礎科学を振興して技術を高めようとし、一方の巨頭ソ連は核・宇宙開発に力をそそいでアメリカを出し抜くなど、冷戦下で軍事科学レースが繰り広げられた。かたや敗戦国日本は、基礎科学にはカネをかけず、80年代には生産技術で世界をリードするようになったが、同じ道を東アジア諸国に急追されている。未来を展望するため、過去から何を学ぶべきか。科学史家として世界を往来しながら分析、提言してきた著者が、20世紀後半を5期に分け、「科学技術の時代精神」を解く。

目次

  • 第1期 科学 果てしなきフロンティア—ブッシュ・パラダイムと戦後の再出発 一九四五〜一九五七
  • 第2期 ポストプートニク—科学技術ブームと高度成長 一九五七〜一九六八
  • 第3期 科学批判の時代と「エコロジーのイデオロギー」—一九六八〜一九七〇年代
  • 第4期 日本科学技術の名声と日米の技術摩擦—一九八〇年代
  • 第5期 ポスト冷戦と「民営化のイデオロギー」—一九九〇〜二〇〇〇年代
  • 結び 世紀転換期から未来に向けて

「BOOKデータベース」 より

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