「心」はからだの外にある : 「エコロジカルな私」の哲学
著者
書誌事項
「心」はからだの外にある : 「エコロジカルな私」の哲学
(NHKブックス, 1053)
日本放送出版協会, 2006.2
- タイトル別名
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心はからだの外にある : エコロジカルな私の哲学
- タイトル読み
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ココロ ワ カラダ ノ ソト ニ アル : エコロジカルナ ワタクシ ノ テツガク
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注記
参考文献: p256-263
内容説明・目次
内容説明
「心」とは、自己の内に閉ざされたプライベートな世界なのか?環境と影響しあうエコロジカルな「心」という清新な視点から、他者や社会と生き生きと交流する自己のありかたを提示。行動や社会現象の原因を人の内面に求め、不毛な「自分探し」を煽る心理主義的発想を、身体性や他者の軽視につながるものとして批判しながら、「個性」「性格」「内面」など自己をめぐる諸問題に鋭く迫る。社会(環境)を個々人のニーズに合わせて改善し、快適な生活を主体的に形成してゆく展望を示す、自己論の革命。
目次
- 序論 心理主義の罠
- 第1章 環境と共にある「心」—ギブソンの知覚論から
- 第2章 なぜ「自分探し」に失敗するのか—「性格」という自縛
- 第3章 行動すなわち心—「内面」へのエコロジカル・アプローチ
- 第4章 なぜ私はかけがえがないのか—「個性」を考える
- 第5章 世界は私の表象だろうか—身体図式と所有
- 終章 身体と環境のデザイン—「真の自分探し」に向けて
「BOOKデータベース」 より