嘘と貪欲 : 西欧中世の商業・商人観
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書誌事項
嘘と貪欲 : 西欧中世の商業・商人観
名古屋大学出版会, 2006.2
- タイトル別名
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嘘と貪欲 : 西欧中世の商業商人観
- タイトル読み
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ウソ ト ドンヨク : セイオウ チュウセイ ノ ショウギョウ ショウニンカン
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注記
引用文献: 巻末p9-18
内容説明・目次
内容説明
中世後期、商人への賎視が肯定へと転換していくトポスの変容を、徴利、為替、公正価格論などをめぐる逆説的な展開からたどり、中世経済思想の水脈を捉え直す。徴利禁止から、近代的銀行の源流モンテ・ディ・ピエタの設立へといたる、壮大な商業の精神史。
目次
- 嘘と貪欲
- 1 スコラ学文献から(徴利禁止の克服をめざして;石から種子へ;公正価格と共通善 ほか)
- 2 教化史料から(托鉢修道会と新説教;ベルナルディーノ・ダ・シエナと商業・商人観;ベルナルディーノ・ダ・フェルトレとモンテ・ディ・ピエタ)
- 3 商人文書から(為替と徴利;「必要と有益」から「完全なる商人」へ;おわりに—近代への展望)
「BOOKデータベース」 より