東ユーラシアの生態環境史
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東ユーラシアの生態環境史
(世界史リブレット, 83)
山川出版社, 2006.4
- タイトル読み
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ヒガシユーラシア ノ セイタイ カンキョウシ
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注記
参考文献: p89-90
内容説明・目次
内容説明
中国・雲南西北部のチベット族の家を訪ねると、必ずバター茶がふるまわれる。照葉樹林(常緑広葉樹林)で摘まれた茶葉、大地から汲み出した塩、そして地元で飼うウシの乳が、茶の味をかもし出し、銅製の薬缶で湯が沸かされる。茶葉と塩と銅、いずれも生態環境を変えながら生産され、遠く交易されてきた。茶葉と塩と銅、これらの物産をめぐる環境と交易の歴史をたどると、日本をも含む東ユーラシアという広がりが浮かび上がってくる。
「BOOKデータベース」 より