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シェイクスピアの男と女

河合祥一郎著

(中公叢書)

中央公論新社, 2006.4

タイトル読み

シェイクスピア ノ オトコ ト オンナ

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内容説明・目次

内容説明

シェイクスピアの生きたエリザベス朝時代は、それまでの伝統的な男女観が崩れ、男らしさ、女らしさが問い直された時代だった。男物に似せた服装が女性のファッションとして流行する一方で、化粧が一般大衆に広まったのもこの時期である。シェイクスピアも、男装の女性や、ハムレットやロミオのように「男であることの困難」に苦悩する男性を多く描いている。そこには、現代の私たちにも感銘を与える生き方が込められているのだ。作品を丹念に読み直すことによって見えてきた、シェイクスピアの新しい魅力に迫る。

目次

  • 序 装われる性
  • 第1章 “じゃじゃ馬”は自由な女か?
  • 第2章 愛と名誉と女の操—シェイクスピアと結婚
  • 第3章 マクベス夫人は悪女か?
  • 第4章 「男」を演じる女たち
  • 第5章 男らしさの衰退
  • 第6章 恋せよ乙女

「BOOKデータベース」 より

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