溶解する「大学」
Author(s)
Bibliographic Information
溶解する「大学」
(新記号論叢書「セミオトポス」, 3)
慶應義塾大学出版会, 2006.5
- Other Title
-
溶解する大学
- Title Transcription
-
ヨウカイ スル ダイガク
Available at / 164 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
文献: 論文末
Contents of Works
- 大学の溶解、文化の自殺 / 吉岡洋 [著]
- グローバル化と大学知の危機 : 『アメリカの階梯』を通して / 西垣通 [講演]
- 大学の未来 : 新たな改革モデルを求めて / 内田樹, 金子郁容, 室井尚 [述]
- 混乱をめぐる記号の消費 / 外山知徳 [著]
- 大学と実践 : 「危機」の本質とその脱出口 / 水島久光 [著]
- 「溶解する大学」の現状・断章 / 榑沼範久 [著]
- 大学の匂い / 島本浣 [著]
- 大学人が語る大学の傾向 / 小林哲夫, 吉岡洋 [述]
- パース記号論によるフラメンコ分析の試み / 松本明子 [著]
- 「顔」の記号論の可能性 : メディオロジー的接近の試み / 西兼志 [著]
- "パンドラの壺"の中味 : ソシュールの『一般言語学講義』に準拠して「東大寺献物帳」を解読する / 木戸敏郎 [著]
- 情報デザインとしての字形論のための覚え書き : 研究ノート / 阿部卓也 [著]
- 二つの「延長」概念からみた人間観 : 丸山圭三郎の記号学を起点として : 研究ノート / 松本健太郎 [著]
Description and Table of Contents
Description
大学の危機を「進歩とは何か」という根本の問いへと差し戻す西垣通氏の講演をはじめ、内田樹氏、金子郁容氏を迎えて「大学の未来」を徹底討論するシンポジウム、『大学ランキング』の小林哲夫氏へのインタヴューなど、ありきたりの教育論・大学論を大きく踏み越える議論満載!オタク化した専門知も、見せかけの学際性も吹っ飛ばす、「新記号論叢書・セミオトポス」第3弾。「スキマ」としての大学。独立行政法人化、大学改革を経て、大学はどこにいくのか?「異空間」としての大学の魅力を問い直す多様な論考を多数収録。
Table of Contents
- 1 グローバリゼーションと知の変質(大学の溶解、文化の自殺;グローバル化と大学知の危機—『アメリカの階梯』を通して)
- 2 大学「改革」を越えて(大学の未来—新たな改革モデルを求めて)
- 3 大学の「今」を語る(混乱をめぐる記号の消費;大学と実践—「危機」の本質とその脱出口 ほか)
- 4 「大学」は何処へ行くのか(大学人が語る大学の傾向)
- 5 記号論の諸層(パース記号論によるフラメンコ分析の試み;「顔」の記号論の可能性—メディオロジー的接近の試み ほか)
by "BOOK database"