ヘロドトスとトゥキュディデス : 歴史学の始まり

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ヘロドトスとトゥキュディデス : 歴史学の始まり

桜井万里子著

(Historia, 023)

山川出版社, 2006.5

タイトル読み

ヘロドトス ト トゥキュディデス : レキシガク ノ ハジマリ

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注記

関連略年表: p[5]

参考文献: p181-187

内容説明・目次

内容説明

21世紀の歴史学はどうあるべきか。その答えを、その可能性を、古代ギリシアにさかのぼり、ペルシア戦争、ペロポネソス戦争を見据えた二人の歴史家と対話しながら考えていきたい。のちの歴史家たちが非難したようにヘロドトスはほんとうに「嘘つき」だったのか。史料批判において厳密だったといわれるトゥキュディデスは、ほんとうに「事実」だけを記録したのか。歴史叙述が歴史学へといたる端緒を探る。

目次

  • 1 二人の歴史家と二つの戦争
  • 2 ヘロドトスは嘘つきか?
  • 3 新しいヘロドトス像
  • 4 ヘロドトスの描いた史実
  • 5 トゥキュディデスの「ヘロドトス批判」
  • 6 トゥキュディデスが書かなかったこと
  • 7 歴史叙述から歴史学へ

「BOOKデータベース」 より

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