アメリカ型不安社会でいいのか : 格差・年金・失業・少子化問題への処方せん

書誌事項

アメリカ型不安社会でいいのか : 格差・年金・失業・少子化問題への処方せん

橘木俊詔著

(朝日選書, 803)

朝日新聞社, 2006.8

タイトル別名

アメリカ型不安社会でいいのか : 格差年金失業少子化問題への処方せん

タイトル読み

アメリカガタ フアン シャカイ デ イイノカ : カクサ・ネンキン・シツギョウ・ショウシカ モンダイ エノ ショホウセン

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内容説明・目次

内容説明

われわれは今、大きな苦悩と不安のなかにいる。それは、格差拡大、社会保障不安、失業問題、少子・高齢化、若者の苦悩、女性の生き方といったさまざまな形で顕在化し、大きな社会問題となっている。これらの問題は、戦後日本が模範としてきたアメリカ型の経済効率至上主義が大きな要因である。日本は、このままアメリカ型の政策を続けていくべきなのだろうか。自由な経済活動を支持しつつ、社会の公平性をより重視するヨーロッパ型の政策にも注意を払うべきである。この国が変容の時代を迎えつつあるいま、「格差研究」の第一人者である著者が、不安社会ニッポンの諸問題について具体的な解決策を提示し、日本をどのような国にすべきかを明らかにする。

目次

  • 第1章 アメリカとヨーロッパ対照的な社会構造
  • 第2章 企業は誰のものか、サラリーマンよ立ち上がれ
  • 第3章 それでもお金持ちになりたいか
  • 第4章 年金改革の切り札は「税方式」だ
  • 第5章 フリーターが日本を滅ぼす
  • 第6章 なぜ弱者(貧困者)を助けないのか
  • 第7章 十分ではない失業保険
  • 第8章 少子社会を反転するには
  • 第9章 働く女性をどうサポートするか
  • 第10章 ヨーロッパ型の社会がお手本である

「BOOKデータベース」 より

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