性・真理
著者
書誌事項
性・真理
(ちくま学芸文庫, [フ-12-6] . フーコー・コレクション||フーコー・コレクション ; 5)
筑摩書房, 2006.9
- タイトル別名
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Dits et ecrits
性真理
フーコーコレクション
- タイトル読み
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セイ・シンリ
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注記
「ミシェル・フーコー思考集成」 (1998-2002年刊) の改題再編
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「性こそが、人間の深遠な真理を読み取れる特別な場所である」と見なされるようになったのは、どのようにしてか。長い空白期間を挟みつつ、死を目前に3巻まで刊行された『性の歴史』。この長大な仕事を通してフーコーは、私秘的な領域への権力介入を分析し、欲望的主体の系譜を遡って“生の技法”を浮かび上がらせるに至る。第5巻「性・真理」は、未刊行の巻も含めた『性の歴史』への序文、真理をめぐる駆け引きに覆い隠されてしまった“自分自身への配慮”を探る論考「自己への技法」などを収録し、フーコーの後期問題系への展開を通覧する。
目次
- 性現象と真理
- 身体をつらぬく権力
- 性の王権に抗して
- 世界認識の方法—マルクス主義をどう始末するか
- 性現象と孤独
- 性の選択、性の行為
- 倫理の系譜学について—進行中の仕事の概要
- 快楽の用法と自己の技法
- 『性の歴史』への序文
- 自由の実践としての自己への配慮
- 生存の美学
- 自己の技法
- 個人の政治テクノロジー
「BOOKデータベース」 より