王権と日和見
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王権と日和見
(宮田登日本を語る / 宮田登著, 10)
吉川弘文館, 2006.11
- タイトル読み
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オウケン ト ヒヨリミ
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内容説明・目次
内容説明
儀礼の執行、時間の管理など、王権を支えた民俗的基盤とは。暦をつかさどる日和見には人と自然が共生する独自の時間感覚が見られることを説く。さらに天皇信仰と民間信仰の関わりから、神に祀ることを好む国民性に迫る。
目次
- 1 王権と支配の民俗(日本王権の民俗的基礎;民間信仰と天皇信仰—民衆のなかのテンノウ信仰について;天皇信仰の一課題—いわゆる権威信仰の構造;天皇信仰にみるカリスマ性—明治天皇を例として;王権支配の民俗的基盤;御霊と天皇霊;天皇のフォークロア;柳田国男と天皇制;神に祀ることを好む国民性、わたしの天皇感覚)
- 2 日和見と日知り(聖)(民俗思想における日和見;日知りと「時の運」;日和見から日知り(聖)へ—民俗学的王権論;日知りの儀礼;日和見について)
- 3 時間の民俗(「時」をよむ—現代民俗学への一視点;民俗としての時間;ミロクと日和見—民俗的時間論の試み)
「BOOKデータベース」 より