Bibliographic Information

倫理学

和辻哲郎著

(岩波文庫, 青(33)-144-9, 青(33)-144-10, 青(33)-144-11, 青(33)-144-12)

岩波書店, 2007

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Title Transcription

リンリガク

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Note

底本: 「和辻哲郎全集」第10・11巻 (岩波書店, 1990年, 第3刷)

引用文献: 4, p415-422

Description and Table of Contents

Volume

1 ISBN 9784003314494

Description

和辻哲郎(1889‐1960)の主著であり、近代日本最大の体系的哲学書。東西の古典を渉猟し、現象学・人類学・社会学・地理学など最新の学知を総合。倫理学原理論から共同体論に至る一大構想は、余人の追随を許さぬ壮大さで屹立する。本冊では共同存在としての人間を律する「根本理法」としての倫理学の方法を考究。全4冊。

Table of Contents

  • 序論(人間の学としての倫理学の意義;人間の学としての倫理学の方法)
  • 本論(人間存在の根本構造;人間存在の空間的・時間的構造)
Volume

2 ISBN 9784003811016

Description

和辻哲郎の主著であり、近代日本最大の体系的哲学書。本冊では、人と人との間柄の基礎となる信頼について問い、人間の真実が信頼関係において起こることを見る。また、人間存在の根源的空間性・時間性が実現されゆく諸段階を、家族・親族から地縁・経済・文化共同体への展開に即して詳述する。全4冊。

Table of Contents

  • 第2章 人間存在の空間的・時間的構造(信頼と真実;人間の善悪 罪責と良心)
  • 第3章 人倫的組織(公共性の欠如態としての私的存在;家族;親族;地縁共同体(隣人共同体より郷土共同体へ);経済的組織(付 打算社会の問題);文化共同体(友人共同体より民族へ))
Volume

3 ISBN 9784003811023

Description

和辻哲郎の主著であり、近代日本最大の体系的哲学書。家族から文化共同体に至る人倫態の考察を経て、本冊では、「人倫的組織の人倫的組織」である国家が、あらゆる共同体を体系的に統一するゆえんを述べる。また国家を媒介に、人間存在の根本理法である時間性・空間性が、歴史性・風土性として具体化される諸相を説く。全4冊。

Table of Contents

  • 第3章 人倫的組織(国家)
  • 付説 徳の諸相
  • 第4章 人間存在の歴史的風土的構造(人間存在の歴史性;人間存在の風土性)
Volume

4 ISBN 9784003811030

Description

和辻哲郎の大著、初の文庫化。1937年に上巻、42年に中巻、戦後49年に下巻を刊行、その壮大な体系は戦前から戦後へやむことなく発展を続けた。人と人との間柄に着目し、人間存在の基本構造、共同体論、歴史哲学へと向かうオリジナルな探究は、そのまま日本近代の哲学的思考の到達点である。全巻に詳細な注・解説を付す。全4冊完結。

Table of Contents

  • 第4章 人間存在の歴史的風土的構造(歴史性風土性の相即(国民的存在);世界史における諸国民の業績;国民的当為の問題)
  • 付録 序言(昭和十七年、二十一年、二十四年)

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Details

  • NCID
    BA80121473
  • ISBN
    • 9784003314494
    • 9784003811016
    • 9784003811023
    • 9784003811030
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    4冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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