Bibliographic Information

愛と戦いのイギリス文化史

武藤浩史 [ほか] 編

慶應義塾大学出版会, 2007.2-2011.9

  • 1900-1950年
  • 1951-2010年

Other Title

愛と戦いのイギリス文化史 : 1900-1950年

愛と戦いのイギリス文化史 : 1950-2010年

Title Transcription

アイ ト タタカイ ノ イギリス ブンカシ

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Note

1900-1950年のその他の編者: 川端康雄, 遠藤不比人, 大田信良, 木下誠

1951-2010年の編者: 川端康雄, 大貫隆史, 河野真太郎, 佐藤元状, 秦邦生

推薦図書: 各章末

参考文献: 1900-1950年: p315-329. 1951-2010年: p403-423

イギリス文化史年表: 1900-1950年: p330-341. 1951-2010年: p424-443

索引あり

Description and Table of Contents

Volume

1900-1950年 ISBN 9784766413281

Description

二度の世界大戦でイギリスはどう変わったのか。階級、セクシュアリティ、ナショナリズム、メディアなど多彩な観点から、20世紀前半の“大英帝国”を浮き彫りにする。

Table of Contents

  • 第1部 階級・くらし・教育(「ウィガン波止場」から見たイギリス—「階級」という厄介なもの;社会をつくりなおす—「再建」の社会主義;学校に行こう—イギリスの教育と階級;ミュージアムの冒険—イースト・エンドと芸術教育)
  • 第2部 セクシュアリティ・女・男(友愛?ソドミー?—男性同性愛と性科学の階級的変奏;愛と母性と男と女—イギリス大戦間期フェミニズム;エロスと暴力—大戦後の精神分析と文学;空襲下の夢幻—第二次世界大戦期のロンドンと幽霊物語)
  • 第3部 イギリス・帝国・ヨーロッパ(帝国の見世物—プリンス・オヴ・ウェールズの海外ツアーと大英帝国博覧会;退化と再生—フィジカル・カルチャー、優生学、ファシズム;アフリカ・カリブ・ヨーロッパ(そして女)—帝国周縁の風景より;国民文化と黄昏の帝国—英文学・イングランド性・有機体論;退屈と帝国の再編)
  • 第4部 メディア(英文学の変貌と放送の誕生—階級・メディア・2つの世界大戦;イギリス映画とは何か?—ナショナル・シネマの完成まで;『ピクチャー・ポスト』の時代—ジャーナリズムとフォトジャーナリズム;メディアとプロパガンダ—戦争をめぐる大衆説得術の系譜;1950年代—労働党政権と想像的なものの意味)
Volume

1951-2010年 ISBN 9784766418781

Description

現代イギリス文化を歴史的変化を踏まえて複層的に論じる入門書。理解を助ける年表、文献案内、地図を掲載。

Table of Contents

  • 第1部 階級・くらし・教育(ロンドン・アイからダブル・アイへ—1950年代の若者たち、そして労働者たち;文化としてのストライキ—1970年代の労働運動 ほか)
  • 第2部 ポピュラー・カルチャー(テレンス・コンランの食と住のデザイン—「スープ・キッチン」と「ハビタ」をめぐって;ビートルズ—時代と階級・言葉と身体力・セクシュアリティ ほか)
  • 第3部 からだ・性・福祉(「母性愛」の精神分析—ボウルビズムのイデオロギーをめぐって;「トップ・ガールズ」のフェミニズム—キャリル・チャーチルの仕事をめぐって ほか)
  • 第4部 メディア(イギリス「国民」の肖像—ドキュメンタリー運動からニュー・ウェイヴまで;王室とメディア—国民統合の装置としての王室祭儀 ほか)
  • 第5部 グローバル/ローカル(イギリスの対外文化政策—冷戦、脱植民地化、そしてヨーロッパ;ベケット、ナボコフ、そして文化冷戦—「モダニズム文学」の制度化 ほか)

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