アイルランドの文学精神 : 7世紀から20世紀まで
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アイルランドの文学精神 : 7世紀から20世紀まで
岩波書店, 2007.3
- タイトル読み
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アイルランド ノ ブンガク セイシン : 7セイキ カラ 20セイキ マデ
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注記
アイルランド文学年表: p259-275
参考文献: 巻末p39-44
内容説明・目次
内容説明
英雄と妖精たちが活躍する神話・説話の世界と、批評精神と方法意識に満ちた二〇世紀文学の前衛とを架橋するもの—異界とパロディという、楕円の二つの焦点を灯台として、古ゲール語の写本群からアングロ・アイリッシュ文学まで、広大なテクストの海を航海する。神話、聖書物語、地誌、年代記、現代の詩と小説…あの異様な多次元的リアリズムと、痛烈で徹底したパロディの精神とをつちかったものとは何か。引用の重層的な織物から浮かび上がる、等身大のケルト=アイルランドの精神。
目次
- 懐古する予言
- 1 異界(異界行;予言;土地の記憶)
- 2 パロディ(古典遍歴;聖書のパロディ;土着文学の再話;植民地の憂鬱;復活の幻想)
- 3 屈折した言語のダイナミズム
「BOOKデータベース」 より