排出する都市パリ : 泥・ごみ・汚臭と疫病の時代

書誌事項

排出する都市パリ : 泥・ごみ・汚臭と疫病の時代

アルフレッド・フランクラン著 ; 高橋清徳訳

悠書館 , 八峰出版 (発売), 2007.4

タイトル別名

L'hygiène : état des rues-égouts-voiries-fosses d'aisances-épidémies-cimentières

排出する都市パリ : 泥ごみ汚臭と疫病の時代

パリ : 排出する都市

タイトル読み

ハイシュツ スル トシ パリ : ドロ ゴミ オシュウ ト エキビョウ ノ ジダイ

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内容説明・目次

内容説明

中世から近世にかけての数百年間、パリの路上には人や動物の糞尿があふれ、腐った食品のくずが散乱し、セーヌ川には屠殺された牛や豚の臓物や血が途切れることなく流れ込んだ。うっかり道の端を歩こうものなら、頭上から容赦なく屎尿がぶちまけられた。街は悪臭に満ち、それは王宮にまで及んだ。ひとたび疫病が発生するや、あっという間にパリを席巻し、数千数万の人々の命を奪った—汚穢と汚臭に満ちていた時代のパリの生活空間を、第一次史料にもとづき、いきいきと再現。

目次

  • 第1章 十二世紀から十六世紀まで(リュテスおよびパリという語の語源;十二世紀における街路および建物の様子 ほか)
  • 第2章 十六世紀(一五一〇年から一五三〇年までの疫病;ペストに関する一五三一年の王令 ほか)
  • 第3章 十七世紀(街路清掃についての過去の王令;サロモン・ド・コーと水汲み場 ほか)
  • 第4章 十八世紀(街路清掃のためにとられた諸措置;窓から中味をあける夜の容器 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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