科学の社会化シンドローム
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書誌事項
科学の社会化シンドローム
(岩波科学ライブラリー, 131)
岩波書店, 2007.5
- タイトル読み
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カガク ノ シャカイカ シンドローム
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内容説明・目次
内容説明
ヒトクローン胚からのES細胞ねつ造事件が韓国社会をゆるがした。日本でも、国立大学や一流研究所における論文ねつ造・データ改ざんの疑惑、研究費の不正運用が、世間を騒がし科学システムを脅かす。社会からの要請を前に、科学は病的症状を現すかに見える。科学は今後、どのようにあるべきか。問題の根源から考察する。
目次
- 序 科学の「社会化シンドローム」—成長した科学が向き合う問題群
- 1 ミスコンダクト—科学システムを蝕むガン
- 2 ピアレビュー—科学論文の品質保証システム
- 3 STSとアウトリーチ—科学と社会の新しい関係の構築
- 4 科学をめぐる競争性と不確実性—科学の知財化とフロンティア
- 5 人材需給と研究環境—若手のキャリア問題と大学の変容
- 6 科学の向かうところ—社会化シンドロームを超えて
「BOOKデータベース」 より