正義をこえて
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書誌事項
正義をこえて
(叢書・ウニベルシタス, 867 . 公正の探求 / ポール・リクール [著]||コウセイ ノ タンキュウ ; 1)
法政大学出版局, 2007.6
- タイトル別名
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Le juste
- タイトル読み
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セイギ オ コエテ
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注記
原タイトル: Le juste (Édition Esprit, 1995) の全訳
内容説明・目次
内容説明
法哲学や裁判という未開拓の領域にリクールが初めて踏み込んだ意欲作。20世紀に荒れ狂った戦争と巨大犯罪によって提起された政治的・倫理的問題系が、法の問題系を覆い隠してしまった風潮に抗して「法を正当に認識し、正義を正当に評価する課題」に果敢に挑む。
目次
- 権利の主体は誰か
- 責任の概念—意味論的分析の試み
- 純粋に手続き的な正義論は可能か—ジョン・ロールズの『正義論』について
- ジョン・ロールズの『正義論』以後
- 正義の審級の複数性
- ハンナ・アーレントによる感性的判断と政治的判断
- 解釈と/または論証
- 裁く行為
- 制裁、復権、赦し
- 良心と法律—哲学的争点
「BOOKデータベース」 より