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神の法 vs. 人の法 : スカーフ論争からみる西欧とイスラームの断層

内藤正典, 阪口正二郎編著

日本評論社, 2007.7

タイトル別名

神の法vs人の法 : スカーフ論争からみる西欧とイスラームの断層

神の法vs.人の法 : スカーフ論争からみる西欧とイスラームの断層

タイトル読み

カミ ノ ホウ vs. ヒト ノ ホウ : スカーフ ロンソウ カラ ミル セイオウ ト イスラーム ノ ダンソウ

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注記

参考文献: 章末

収録内容

  • スカーフ論争とは何か / 内藤正典 [執筆]
  • リベラル・デモクラシーにとってのスカーフ問題 / 阪口正二郎 [執筆]
  • フランスにおける政教分離の伝統とイスラーム / 只野雅人 [執筆]
  • 多文化主義の挑戦を受ける「フランス共和主義」 / 山元一 [執筆]
  • ドイツの政教分離 : ルディン裁判は何をもたらしたか / 内藤正典 [執筆]
  • フランスの「スカーフ禁止法」論争が提起する問い : 「ムスリム女性抑圧」批判をめぐって / 森千香子 [執筆]
  • ドイツでのスカーフ問題の位相 / 内藤正典 [執筆]
  • ベルギーの公教育における宗教シンボル論争の矛盾点 / 見原礼子 [執筆]
  • ムスリムの国トルコのスカーフ問題 : 世俗主義とイスラーム主義の相克 / 大曲祐子 [執筆]
  • 鼎談 共生に向けて何を提起するか : そして、私たちにとっての意義 / 樋口陽一, 内藤正典, 阪口正二郎 [述]

内容説明・目次

内容説明

ムスリム女生徒のスカーフ着用が、ヨーロッパ各国で問題となっている。西欧とイスラームはなぜ対立するのか。それぞれの社会の基本原理とは?その現実とは?そして共生の条件は?衝突か、和解か。憲法学と社会学の共同作業による、比類なき一冊。最終章、樋口陽一氏を招いての鼎談は圧巻。

目次

  • スカーフ論争とは何か
  • 第1編 政教分離の憲法学(リベラル・デモクラシーにとってのスカーフ問題;フランスにおける政教分離の伝統とイスラーム;多文化主義の挑戦を受ける「フランス共和主義」;ドイツの政教分離—ルディン裁判は何をもたらしたか)
  • 第2編 スカーフ論争の政治社会学(フランスの「スカーフ禁止法」論争が提起する問い—「ムスリム女性抑圧」批判をめぐって;ドイツでのスカーフ問題の位相;ベルギーの公教育における宗教シンボル論争の矛盾点;ムスリムの国トルコのスカーフ問題—世俗主義とイスラーム主義の相克)
  • 第3編 鼎談 共生に向けて何を提起するか そして、私たちにとっての意義

「BOOKデータベース」 より

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