ドイツ文化史への招待 : 芸術と社会のあいだ

書誌事項

ドイツ文化史への招待 : 芸術と社会のあいだ

三谷研爾編

(阪大リーブル, 004)

大阪大学出版会, 2007.10

タイトル読み

ドイツ ブンカシ エノ ショウタイ : ゲイジュツ ト シャカイ ノ アイダ

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注記

参考文献: 各論文末

内容説明・目次

内容説明

中欧世界に浮かびあがる芸術文化の立体像。中欧を舞台にくりひろげられてきた、近代ドイツの芸術と社会のせめぎあい。その歴史を、表現活動と日常生活との密接なつながり、ドイツとユダヤの共存の夢、現代社会と斬りむすぶモダニズム芸術の挑戦という3つの位相から追っていく。芸術文化の奥行きにふれる、読みごたえあるガイドブック。

目次

  • 1 表現のかたち—個人と社会をつなぐもの(近代への飛翔—博物学に魅せられた画家メーリアン;啓蒙のメディア—読書と市民社会;声の始源—口承文化を発見した人びと;ピアノのある部屋—市民的教養としての音楽;祝祭の共同体—ワーグナーの綜合芸術プロジェクト)
  • 2 共生の夢—ユダヤとドイツ(聖書の民—中東欧ユダヤ人の源流;対話から同化へ—メンデルスゾーン家の人びと;境界の文学—ハイネとドイツ;存在と帰属—カフカ家三代の歴史から)
  • 3 モダニズムのゆくえ(カウンターカルチャーの輝き—世紀転換期の青年たち;挑発するメディアアート—ハンナ・ヘーヒ、「騒然たる時代」を調理する;越境する批判精神—フランクフルト社会研究所と亡命知識人;オスタルジーの彼方へ—ドイツ統一と東ドイツの現実)

「BOOKデータベース」 より

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