普通のドイツ人とホロコースト : ヒトラーの自発的死刑執行人たち
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普通のドイツ人とホロコースト : ヒトラーの自発的死刑執行人たち
(Minerva西洋史ライブラリー, 75)
ミネルヴァ書房, 2007.11
- タイトル別名
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Hitler's willing executioners : ordinary Germans and the Holocaust
- タイトル読み
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フツウ ノ ドイツジン ト ホロコースト : ヒトラー ノ ジハツテキ シケイ シッコウニン タチ
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注記
原タイトルは監訳者あとがきによる
その他の訳者: 土井浩, 高橋博子, 本田稔
監訳: 望田幸男
原著 (1996) の全訳
文献: p621-622
内容説明・目次
内容説明
1990年代中頃に「ゴールドハーゲン論争」を巻き起こし、ドイツ歴史学界の激しい批判を浴びつつも、ベストセラーとなったホロコーストに関する問題書の全訳。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツは「アウシュヴィッツ絶滅収容所」に象徴されるように、ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅をめざして、組織的に差別・迫害・殺害の限りを尽くした。本書では、ユダヤ人大量虐殺の現場、これを遂行した「普通のドイツ人」の動機や心情など、学術的史書では後景に隠されがちな情景が、重苦しいばかりの記述となって再現されている。本書を「逸脱の書」と評するか、「告発の書」はたまた「警醒の書」と見るか、いまなお論議は終わっていない。
目次
- ホロコーストに関する中心的観点の再考
- 第1部 ドイツの反ユダヤ主義を考える—抹殺主義者の思考
- 第2部 抹殺論者の計画と組織
- 第3部 警察大隊—自発的殺人者であった普通のドイツ人
- 第4部 絶滅政策としてのドイツ人「労働」
- 第5部 死の行進—最後の日々
- 第6部 抹殺的反ユダヤ主義、普通のドイツ人、自発的な死刑執行人
「BOOKデータベース」 より