高宗・閔妃 : 然らば致し方なし

書誌事項

高宗・閔妃 : 然らば致し方なし

木村幹著

(ミネルヴァ日本評伝選)

ミネルヴァ書房, 2007.12

タイトル別名

高宗閔妃 : 然らば致し方なし

高宗・閔妃 : 然らば致し方なし

タイトル読み

コウソウ ビンヒ : シカラバ イタシカタ ナシ

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注記

参考文献: p379-384

高宗・閔妃年譜: p391-404

内容説明・目次

内容説明

高宗(一八五二〜一九一九)李氏朝鮮第二十六代国王、大韓帝国初代皇帝(在位一八六四〜一九〇七)。閔妃(びんひ/ミンビ、一八五一〜一八九五)明成皇后。清国との朝貢体制の下、限られた国際関係しか持てなかった韓国は、西欧列強や新興国日本に対していかに対処しようとしたか。相次ぐクーデタ、大規模な内乱、日清・日露戦争、そして日韓併合。歴史の流れに翻弄された国王夫妻の軌跡を描く。

目次

  • プロローグ 生家との訣別
  • 第1章 生家と養家—朝鮮王族に生まれて
  • 第2章 大院君執政期とその帰結—制度的裏づけなきリーダーシップ
  • 第3章 高宗の親政、そして挫折—若き国王による失敗
  • 第4章 壬午軍乱—養家と生家の激突
  • 第5章 甲申政変と清国との葛藤—勢力均衡政策の開始
  • 第6章 日清戦争への道—列強と臣下との対立
  • 第7章 乙未事変—閔妃の死
  • 第8章 露館播遷と大韓帝国—高宗の孤独な覇権
  • 第9章 破局—日露戦争
  • 第10章 韓国の保護国化と高宗の退位—然らば致し方なし
  • エピローグ 退位後の高宗

「BOOKデータベース」 より

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