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資源とコモンズ

秋道智彌責任編集

(資源人類学 / 内堀基光総合編集, 08)

弘文堂, 2007.12

タイトル読み

シゲン ト コモンズ

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注記

その他の執筆者: 赤嶺淳ほか

参考文献: 各論末

内容説明・目次

内容説明

生態系を成立させる起点としての空間資源—さまざまな資源を位置づける場としての空間へのアクセス権、なわばりや共有地(コモンズ)の問題を、象徴系における地理空間認識と関連づけて考察し、その変化のメカニズムを探る。

目次

  • 序 資源・生業複合・コモンズ
  • 1 人・生き物・コモンズ(水と魚から考えるコモンズ;サルはだれのものか?—三重県における猿害に対する人びとの意識と対処行動)
  • 2 野生の資源とコモンズ(人類の生態とテリトリー—極北の民チュクチからの展望;クジラ資源はだれのものか—アラスカ北西部における先住民捕鯨をめぐるポリティカル・エコノミー;トウ(籐)の商業的利用—オランアスリ経済におけるトウの役割)
  • 3 土地・コモンズ・共同体(コモンズのメンタリティ—京都におけるマツタケ入札制度の成立と変容;棚田における水の共同性—琵琶湖辺集落・仰木 一二〇〇年の歴史を刻むムラ;針葉樹林タ帯における資源の周期性と人びとの畏怖—シベリア牧畜民サハ人の草刈とアラース)
  • 4 ローカル・コモンズとグローバル・コモンズの世界(アジア・モンスーン地域の池とその利用権—共有資源の利権化と商品化の意味を探る;環境主義をこえて—利尻島にみるナマコの自主管理;グローバル・コモンズという考え方)

「BOOKデータベース」 より

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