女が女を演じる : 文学・欲望・消費
著者
書誌事項
女が女を演じる : 文学・欲望・消費
新曜社, 2008.2
- タイトル別名
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女が女を演じる : 文学欲望消費
近代日本における文学・演劇とジェンダー : 明治十年代から大正中期まで
- タイトル読み
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オンナ ガ オンナ オ エンジル : ブンガク・ヨクボウ・ショウヒ
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注記
学位論文「近代日本における文学・演劇とジェンダー : 明治十年代から大正中期まで」 (慶應義塾大学, 2006年提出) の一部を大幅に加筆・修正したもの
関連略年表: p320-321
内容説明・目次
内容説明
明治から大正期にかけて、消費文化の成立とともに登場した“新しい女”たち。彼女たちは社会に承認されるのか、“女であること”への抵抗は可能なのか。文学と演劇・ファッション・広告などの領域を超えて、ジェンダー規範の成立過程を明らかにした意欲作。
目次
- 第1部 「女」の魅せ方(もっと自分らしくおなりなさい—百貨店文化と女性;女が女を演じる—明治四〇年代の化粧と演劇、女性作家誕生の力学;再演される「女」—田村俊子『あきらめ』のジェンダー・パフォーマンス)
- 第2部 欲望と挫折(「けれど貴女!文学を捨ては為ないでせうね」—『女子文壇』愛読諸嬢と欲望するその姉たち;「一葉」という抑圧装置—ポルノグラフィックな文壇アイドルとの攻防;愛の末日—平塚らいてう『峠』と呼びかけの拒否)
- 第3部 身体という舞台(『人形の家』を出る—文芸協会上演にみる「新しい女」の身体;「新しい女」のゆくえ—宝塚少女歌劇と男性;医療のお得意さま—夏目漱石『行人』にみる悪しき身体の管理;封じられた舞台—文芸協会『故郷』以後の女優評価をめぐって)
「BOOKデータベース」 より